2007年5月24日木曜日

第一回口頭弁論

本日第一回目の口頭弁論が行われました。内容ですが簡単に書きますと、東京地方裁判所内の現在の民事部から労働部へ今回の事件を移すかどうかで調整するということで、今回は保留となりました。
今回口頭弁論までの間に被告日本情報通信からは書面での答弁書や準備書面などは提出されていません。したがってここにアップできるものはありません。

次回口頭弁論期日が確定しましたら、改めて時期をお知らせしますと共に、被告から提出される書類、および資料をすべてこのサイトに公開したいと考えています。(これまでに既に一度答弁書と関連資料が提出されていますが、それらは次回書類をアップする際にまとめて公開します)

偽装請負を違法行為であっても損害賠償の対象にはならないのでやっても構わないという企業の言い分をすべて公開しますので、このサイトをご覧になっているあなたの目でご確認ください。そして偽装請負というものを改めて考えてみてください。

2007年5月6日日曜日

第一回公判が行われます

東京地方裁判所にて今月第一回公判が行われることが決まりました。

労働者としての権利を守り、企業の行う不法行為を追及するためにどんなことがあっても最後まで突き進みたいと思います。

訴訟を起こした理由についてですが、初めて書きますがお金が目的ではありません。判例を作ることが目的なのです。偽装請負によって不利益をこうむったとき、ほとんどの労働者は泣き寝入りをするしかありません。理由は今の裁判判例のほとんどが死んだ後で遺族が起こす訴訟ばかりなのです。偽装請負単独での訴訟は皆無といっていいものです。ですから今回最後まで戦って、今後同じような被害を受けた方のために判例を作れるように 、争いたいと考えています。

今後、裁判において被告によって提出される答弁書などはすべてこのサイトで公開するつもりです。企業の言い分がどのようなものかあなたの目で確かめてください。

2007年4月4日水曜日

日本情報通信が行う偽装請負の手口

東京労働局は、多発する偽装請負の類型を4つにまとめています。このうち日本情報通信が行っている偽装請負は、一人請負型です。「一人親方」のように、一人で仕事を請け負っている形式にしてしまうものです。労働者の派遣元が、労働者を雇用(労働契約の締結)して派遣すべきところ、労働者と業務委託契約を結び、いわゆる一人請負契約を装って労働者を事業主に送り込み、その指揮命令の下で働かせていたというケースです(東京労働局2004年12月24日発表/職業安定法第44条「労働者供給事業の禁止」違反)。

 これは、請負業者の責任すら免れようとするもので、労災の対象ともなりません。しかし、実態が労働者であると認められれば、労災などを受ける権利があります。
 
 形式的には業務委託契約であっても、実態上、労働時間の管理、業務に関する指示等を相手方事業主が行なっている場合、就労の実態から労働者と見なされます。事業者の中には、雇用契約を前提とした労働者を募集して、応募してきた求職者と雇用契約ではなく業務委託契約を結び、相手方の事業主の指揮命令の下、働かせています。また、一人請負派遣の労働者を中間業者として外部に送り込む二重派遣も行っておりました。

 本件に関しての日本情報通信側の言い分は「あくまで個人事業主である」というものです。また答弁書においては「仮に百歩譲って偽装請負であったとしても、損害賠償の対象にはならない」という文章でしめくくられていました。

 つまり、日本情報通信は違法行為・脱法行為を行いながら、それを肯定し、法律に触れたとしても処罰の対象にならなければ問題はないという考え方なのです。このような考え方の中に「コンプライアンス」は存在していると思いますか?

 あなたの会社が外部の人間を雇い入れるとき、契約内容は法律を遵守していますか?実態が労働者になっていませんか?

2007年4月2日月曜日

日本情報通信の偽装請負

日本情報通信のBellevueは6名体制(2007/01時点)ですが、正規の社員は1名のみでその他はすべて外部の要員です。SES契約を結んでいますが事実上指揮命令を行っているのは日本情報通信の社員であって、これは明らかな偽装請負です。

・日常の勤務管理を日本情報通信の社員が実施
・作業スケジュールを日本情報通信の社員が決定
・作業の指揮命令を日本情報通信の社員が実施
・座席配置は日本情報通信の社員が決定
・扱う機器、システムはすべて日本情報通信のものを使用

 本来、業務請負/業務委託は、受注会社が独立性をもって業務を遂行し、労働者に指揮命令し、全面的に使用者責任を負わなければなりません。ところが、実際には発注企業の社員が労働者に指揮命令をして業務にあたらせるという「偽装請負」が公然と行われています。

 労働者を送り込むだけの「人貸し請負」は、労働者供給事業にあたるとして職業安定法四四条で禁止されていますが、これに抵触する業務請負会社が後を絶ちません。

またSES契約という名目において2006/06~2006/12までの間、外部の企業に人員を常駐させていましたがこれらもすべて偽装請負契約によるものでした。

NTTとIBMの資本を受ける大企業がこのような悪質な不法行為を行い、それを当たり前としている事実に愕然とするばかりです。

私は契約内容や業務内容をすべて 東京労働局 労働局需給調整事業部 に告発しました。そして現在、東京簡易裁判所にて訴訟を起こしています。

日本情報通信が行ったセクハラの実態

以下は日本情報通信のBellevue契約によって派遣されてきた要員が、外部の企業の女子派遣社員に行ったセクハラの実態です。この事件は2006/11/03に起きました。コンプライアンスという言葉をこの企業は知らないのでしょうか。

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From: 女派遣さん[988048] (システム課/CUX013/172.16.8.13)
at Mon Nov 06 08:56:30 2006 (RSA)(封)
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金曜日の事なんですけど、何かおっしゃりたい事はないんですか?

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To: 女派遣さん[988048] (システム課/CUX013/172.16.8.13)
at Mon Nov 06 09:01:13 2006 (RSA)(封)
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>金曜日の事なんですけど、何かおっしゃりたい事はないんですか?

金曜日はお疲れ様でした。

帰るとき自分が迷惑じゃなかったのかな、とか。
無事に帰ることが出来たのかな、とか。

かなり迷惑をかけていた様な気がしますが・・・
申し訳なかったです。

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From: 女派遣さん[988048] (システム課/CUX013/172.16.8.13)
at Mon Nov 06 09:14:04 2006 (RSA)(封)
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日本情報通信さん、会社の向かいのampm辺りで声をかけてきていきなり肩組んで来ましたよ。


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To: 女派遣さん[988048] (システム課/CUX013/172.16.8.13)
at Mon Nov 06 09:32:01 2006 (RSA)
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・・・
すみませんでした。
酒の席とはいえ常識を逸脱した行為でした。
申し訳ありません。

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From: 女派遣さん[988048] (システム課/CUX013/172.16.8.13)
at Mon Nov 06 09:35:07 2006 (RSA)(封)
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肩組んで来ただけでなくて、そのままいきなり胸触られたんですけど。
それも覚えてないんですか?
そのまま日本橋駅構内まで着いて来られて、私トイレに逃げ込んだんですけど。
正直謝られても許す気には全然なりません。

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To: 女派遣さん[988048] (システム課/CUX013/172.16.8.13)
at Mon Nov 06 09:59:23 2006 (RSA)(封)
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>肩組んで来ただけでなくて、そのままいきなり胸触られたんですけど。
>それも覚えてないんですか?
>そのまま日本橋駅構内まで着いて来られて、私トイレに逃げ込んだんですけど。
>正直謝られても許す気には全然なりません。

覚えています。
何も反論ございません。
ものすごく迷惑をかけました。

週末そのことが引っかかっていて、
今日何か言われるのではないか、
と思っていたところに。

もう二度とここでは呑みに行きません。

きっと何かしら処分が来ると思っています。

許しを請うつもりはありません。
でも言わせてください。

本当に、申し訳ありませんでした。

はじめに

このサイトは私、そして第三者に対して日本情報通信株式会社が行った不法行為を告発するものです。
http://www.niandc.co.jp/

ここに記載される内容は単なる事実にすぎません。お読みになったあなたの判断で内容を解釈してください。

また、現在日本情報通信株式会社は東京簡易裁判所に訴訟を起こされております。ここでは訴訟の内容についても記載いたします。