2007年4月2日月曜日

日本情報通信の偽装請負

日本情報通信のBellevueは6名体制(2007/01時点)ですが、正規の社員は1名のみでその他はすべて外部の要員です。SES契約を結んでいますが事実上指揮命令を行っているのは日本情報通信の社員であって、これは明らかな偽装請負です。

・日常の勤務管理を日本情報通信の社員が実施
・作業スケジュールを日本情報通信の社員が決定
・作業の指揮命令を日本情報通信の社員が実施
・座席配置は日本情報通信の社員が決定
・扱う機器、システムはすべて日本情報通信のものを使用

 本来、業務請負/業務委託は、受注会社が独立性をもって業務を遂行し、労働者に指揮命令し、全面的に使用者責任を負わなければなりません。ところが、実際には発注企業の社員が労働者に指揮命令をして業務にあたらせるという「偽装請負」が公然と行われています。

 労働者を送り込むだけの「人貸し請負」は、労働者供給事業にあたるとして職業安定法四四条で禁止されていますが、これに抵触する業務請負会社が後を絶ちません。

またSES契約という名目において2006/06~2006/12までの間、外部の企業に人員を常駐させていましたがこれらもすべて偽装請負契約によるものでした。

NTTとIBMの資本を受ける大企業がこのような悪質な不法行為を行い、それを当たり前としている事実に愕然とするばかりです。

私は契約内容や業務内容をすべて 東京労働局 労働局需給調整事業部 に告発しました。そして現在、東京簡易裁判所にて訴訟を起こしています。

0 件のコメント: